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2015年3月26日 (木)

ARION 2つの詩篇 別の角度から補足

 詩篇13は、非常に重要なので、他の角度から解説を試みてみます。実際には体験すべきことであり、覚えるべき理論ではありません。

 私たち人間は大気圏内で生きているため、空気があり、空間は空気で満たされています。肉体の中にも空気があり、肉体の外にも空気があります。しかしながら宇宙空間においてはこの空気さえもなく真空があり、その中に太陽系やら、惑星、無数の星が漂っています。したがって空気のある地球でさえ、真空の宇宙空間の中にあります。

 この真空が意識をもつとしたら、このような言葉になるのでしょう。我々は精々、言霊スはこれらのことをいうものとしか表現できないでしょう。

私は私であり それ以外の何者でも有り得ない

初めであり 終わりである

この言葉は様々な人間の口を借りて語られた

然し この言葉の真の意味を理解する人間は皆無である

未だ始まりを持たず 終わりも持たない

始まり続け 終わり続ける

点であり 円である

 真空それ自体が話していると想像してみてください。

私は私であり それ以外の何者でも有り得ない

 他のものはなく、物質的存在は、彼の中にあるのです。

初めであり 終わりである

この言葉は様々な人間の口を借りて語られた

然し この言葉の真の意味を理解する人間は皆無である

 そのような意識からみると、初めとか終わりとかは時間に縛られた人間の観念でしかなく、時間の概念を超えているがために「初めであり、終わりである」と言います。この言葉の真の意味を理解する人間は皆無である。人間が理解できるのは対象があってのことですが、この意識の中にある人間が、この意識を対象と捉えられるでしょうか。がしかし、霊的訓練によって、この言わば全体の意識を共有することはあり得ることでそれが悟りとか覚醒と呼ばれているのです。全体はAll, wholeですが、そこから Holy(聖なる)という言葉ができたのです。

理解することは 私であると言うことである

そのような者を 私が赦すと思うな

 理解することは対象があってのことなので、「それ」を理解することは「それ」にしかできない。だからそのようなもの者は赦せないと言っています。「彼」と書くと人間のような意識のように思ってしまいがちですので「それ」と呼ぶことにします。

私は私であるのだから 誕生も死も無意味である

輪廻転生は 私にも私の力の末端にもあったことは無い

掌の裏表に起きる 全ての事柄を見よ

裏から見れば表であっても 表から見れば裏である

 「それ」はそれ自身でしかありえないのだから、誕生も死も無意味であり輪廻転生は「それ」にはありえない。原因も結果もないのだから。

 「それ」は言う。「人間の「たなごころ」の裏表に起きる全ての事柄を見てごらん。裏側からみれば表であっても、表から見れば裏である。」人間の心には物事を二元的にしか判別することはできない。(また、言葉は二元的にしか表現することはできない。たとえば昼夜というが、実際には昼は夜に向かう状態であり、昼と夜と区切るのは言葉の上での表現でしかない。)

私には 裏も表も無い

私には 日も影も無い

私には 白も黒も無い

 

「それ」には、裏と表、日と影、そして白と黒という概念はない。概念は人間のもので、それは物質的存在及び現象をすべてを内包しているのだから。

白は黒であって 黒も又 白である

白が白でしか無くなり 黒が黒でしか無くなったとき

私は全てを 無に帰する

白も黒も一つの色という概念であって、「それ」は黒、白という分別を持っていない。白という分別を持ったとしたら、黒という分別もないのだから、全ては無意味である。

私の警告をよく聞けよ

決して 疑うな

人間は私の愛するものである

人間は人間で在り続けよ

私の業を掠め取ろうとするな

同じ禍ちを二度冒すな

「それ」の言う警告をよく聞きなさい。決してこの神性を疑ってはならない。人間は神性によって、愛されている。人間は人間であれ、「それ」自身の創造を掠めとろうとして自然の循環や宇宙の秩序をコントロールしようとして見出すな。同じ過ちを二度と冒すな。この言葉により、かつて人間が同じ過ちをし、滅亡危機に陥ったことを示している。

分かるということと 理解するということの違いを知れ

分かる者に私は話す

「それ」の意識を感じ取ることが、「分かる」であり、対象として概念を捉えることが理解である。だから、「分かる」者に話す。

そして、次の文章に続く…。

私の目からは 全ての人間に色は無い

色の概念は私のものではない

自分を分かるものだと思うものは 聞くが良い

黄金の壷に 己が剣を浸せよ

剣を抜くときに 中を覗こうとするな

剣に掌を触れるな(剣の刃)

剣に竜の息を吹きかけさせよ

御使いの守護の為に送られた竜は人間の手には負えるものでは無い

守護されている御使いは人間の中の「それ」だ。そして注意が必要だ。龍はエネルギーの流れのことで、ひとつは自然の自浄作用、もうひとつは人間の中のエネルギーについて言っている。それらは暴走しがちだ。人間の手に負えるものではない。

覚えておくように

今は多くを語るべきではない

語られるべき言葉は誰の耳にも入らない

手綱は切られた

御者は眠っている

自然のエネルギー、人間の中のエネルギーの手綱を取るべき眠っている御者とは人間の中の神性を持つその意識のことである。

もうひとつ、 前の説明では分かり難いと思ったので、別の角度から説明し直します。

 

24-Ⅷ   

  盃 上下に合わせて 上下から飲み干せよ

  これは 白と黒の境を飲む事

  これが 白でも黒でも無い正中の道

 

 上下合わせた盃が下図とします。

 

  □

 

 

上の◯を白、●を黒とすると、上下から飲み干せとは◯と●を上下の両面から見なさいということ。物事を白黒分別しないで全部を見なさいという意味。これが 白でも黒でも無い正中の道(中道)だと言っています。

以上、kono87。

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